ご挨拶

第19回学術大会開催にあたって

江川 広子

日本歯科衛生学会第19回学術大会 大会長

一般社団法人新潟県歯科衛生士会 監事

江川 広子

日本歯科衛生学会第19回学術大会が、新潟県で開催されるにあたりご挨拶申し上げます。

はじめに、年明けて早々、2024年1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方で発生した地震により、全国広域にわたり各地で犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。 被災地域の一日も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。

さて、第19回日本歯科衛生学会学術大会を2024年9月21日(土)~23日(月)の3日間、新潟の地、朱鷺メッセ(新潟コンベンションセンター)におきまして開催させていただくことになりました。今回も、昨年の静岡大会同様のハイブリッド形式を予定しております。

新潟市同会場での学術大会は、2011年の第6回学術大会以来、2回目の開催となります。振り返ってみますと、その時の苦労とそれに勝る感動が蘇り、本会会員ならびに関係者の皆様と一丸となって、大きなイベントを成し遂げた達成感と充実感が心に残っております。第6回学術大会のテーマは、「健口文化の創造―歯科衛生からのアプローチ―」でした。全国で初めての「歯科保健推進条例」を制定した新潟の地から、新たな発想として“健口文化”の概念を全国に発信することができました。

前回の大会テーマを鑑みて、今大会のメインテーマは「ライフコースを通した健口文化の醸成」です。本県は長年にわたり口腔の健康づくりに取り組み“にいがた健口文化”の醸成を目指しています。このことは、口腔の健康のための心がけや行動が、習慣として家庭や地域に根付き、親から子、子から孫へと伝わる文化が形成されていくことを目指しています。

シンポジウムはメインテーマと連動して「健口文化を見据えたライフコースアプローチ-臨床と地域保健の融合-」と題して、新潟県歯科保健推進条例の趣旨に基づく歯科保健活動を中心に、新潟県におけるライフコースアプローチの実際の取り組みについてご講演いただき、会場の皆様とディスカッションしていきたいと考えています。

学会参加でのひとときを,豊かな新潟県の「食文化」に触れながら、コメ,酒,海の幸,山の幸など,新潟の食を堪能していただければと思います。また,参加者の皆様の交流の場としてささやかながら交流会を計画しておりますので,それぞれ楽しい時間をお過ごしいただきたいと思います。奮ってご参加くださいますよう重ねてお願い申し上げます。

最後に、本大会の開催にあたりまして、ご後援・ご尽力を賜りました新潟県、新潟市、新潟県歯科医師会、新潟市歯科医師会をはじめとする各関係機関・団体ならびに関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

日本歯科衛生学会第19回学術大会

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