ご挨拶

大会開催にあたって

晴山婦美子

日本歯科衛生学会第16回学術大会 大会長

一般社団法人岩手県歯科衛生士会 会長 晴山婦美子

このたび日本歯科衛生学会第16回学術大会が2021年9月18日(土)より30日(木)までWeb開催されるにあたりご挨拶申し上げます。

東日本大震災から1年後の2012年9月、日本歯科衛生学会第7回学術大会は岩手県で開催されました。被災直後ということで、学会共催を辞退することも考えていた佐藤美津子元会長は、「岩手の復興した姿を全国の方々に見ていただくことも意義があるという」日本歯科衛生士会 金澤紀子前会長、日本歯科衛生学会 武井典子前学会長の心強い励ましをいただきお引き受けし、そのお言葉を受けて会員と一丸となって準備を進めました。また、北海道・東北ブロック各道県役員のみなさまの多大なご協力をいただき、無事務めさせていただいたことはまだ記憶に新しいです。

そして、震災から10年となる2021年に、再び学会共催をお引き受けすることとなりましたが、今回は、新型コロナウイルス感染症拡大状況を鑑み、Web開催となりました。世界規模で新型コロナウイルス感染症が拡大していることを「災害」と捉えると不思議なめぐり合わせを感じてしまいます。「新しい生活様式」の中で、学術大会の目的が果たせるような運営と開催方法について学会幹事会にて今後も継続して熟慮されていくことと思います。

今大会のメインテーマは「新しい日常を支える口腔健康管理」です。近年では、毎年のように全国各地で自然災害が頻発し、甚大な被害が発生しております。その中で、歯科衛生士の災害歯科保健活動は、被災直後に必要な歯科医療、長期化する中での口腔健康管理の支援が必要となります。東日本大震災の被災地支援活動では、日常の口腔健康管理の必要性について認識する場面に多く出会いました。非日常時(災害時)にのみ健康管理を行うことではなく、日常時と非日常時、どの場面でも口腔健康管理の重要性を啓発していくことが歯科衛生士には求められると考えております。また、大震災当時は、現在のように実践マニュアルはなく、準備、実地記録、報告等手さぐりの中での活動でしたが、現在では、マニュアルが整備され、日常時からの準備が可能となりました。リレー講演「災害歯科保健~東日本大震災から10年間の実践とこれからの方向性~」で過去の体験活動を共有することで、今後の災害歯科保健活動の糧になることを期待しております。

さて、過去の「岩手県の学会」では参加されたみなさんを「さんさ踊り」で歓迎いたしました。県民フォーラムでは、「全日本合唱コンクール全国大会で金賞20回受賞校、岩手県立不来方高校 音楽部 顧問 村松 玲子先生にご講演をお願いしており、学生さんの「さんさ踊り唄」の唄声とともに「さんさ踊り」をお楽しみいただけると思います。

今回は全国のみなさんがみちのく岩手にお出でになり、初秋の岩手を堪能し、海の幸、山の幸を満喫していただけないことはとても残念です。そこで、みちのく岩手を紹介したPR動画(3月公開予定)を作成中ですので、新型コロナウイルス感染症が終息した際には、是非ともみなさんでお越しいただき、岩手を堪能してください。そのような日常に戻り、みなさんにお会いできる日が来ることを楽しみにしております。

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